- NEW RELEASE -
EM Records / Japan / 2024 / EM1211DLP
Media: New
Jacket: New
<コンディションについて - about condtion>
じわじわと再評価の高まる竹村延和主宰レーベル、Childiscに90年代後半から初頭にかけて作品を残した大阪のクリエイター、Hyuのアーカイブ作品集が、名門EM Recordsから登場。'94年から'08年にかけて制作された未発表音源と過去リリース音源を再編集した全16曲を収録する2枚組。はっぴいえんどのカヴァーはアナログ盤のみに収録されたボーナストラック。
以下リリースインフォになります。
これはいったい何なんだ!?! ヘンリー川原、スリン・パークシリ、サイケアウツに並ぶ重要アーカイブ・リリース。90年代半ばから00年代にかけ、竹村延和のChildisc等から作品を発表した大阪出身のクリエイター、Hyuの迷宮に秘められた衝撃の作品群を解読するコンピレーション。
強烈なエクスペリメント、にもかかわらず堅苦しさとは無縁の自由奔放でキュートな魅力、まるで Hyu さんの笑顔のようです。音楽が一人の中の絶え間ない相克と実験から生まれることに改めて気付かせてくれます。―aus
全国 Hyu が世界中の人に聴かれないと困る協会に入っています。―suppa micro panchop
Hyu さん、おかえりなさい。
懐かしい未来の音がしたよ。傑作。
待ってた甲斐がありました。―グーテフォルク/西山豊乃
Hyuは「エレクトロニカ」という曖昧な言葉で括られてきた世紀末世代の音楽家の一員で、その実体はずっと未消化のまま放置されてきた。しかし、彼の作品は多くの点で際立っており、微分音のユニークな探求、音楽テクノロジーを人間化する能力、軽快さと遊び心とコンセプチュアルな厳密さを併せもつ独特の創作物は、時間の風雪をものともしなかった。本コレクション『Inaudible Works 1994-2008』は過去にリリースされた作品の再編集版と未発表曲で構成され、新作とアーカイブの中間のような存在となっている。楽曲は多岐にわたり、微分音ドラムンテクノ、人声合成技術の疑似ロボ・ポップ、破砕し分裂したファンク、感覚過多のスイングするサンプルの集合体、ヴォイスと発電機のドローン重奏、サイン波を単子とする構想、常軌を逸した倍音の追求、文学にインスパイアされた無調ピアノ曲、自己言及性の極に生まれたJポップと目も眩むユニークな作品がひしめく。すべてが特徴的で知的、その多くに先見の明があり、ジャンルの拘束から超越している。こうしたHyuの音楽は魅力的で楽しいが、それは音楽を創造するだけでなく、音楽を創造する方法を創造したいという欲求に突き動かされている。この願望と探求心は本作のすべてに、そして彼の音楽全体の素晴らしさの中にはっきりと聴き取ることができる。2LP版にははっぴいえんど「風をあつめて」のカヴァーをボーナス収録。本人による楽しく啓発的な解説も必読。装丁は虚木へずが担当。
A1 五度圏のゲーデル、エッシャー、バッハ 2:31
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A2 奇妙な雷竹の舞 5:42
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A3 茄夢 4:58
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A4 WigWig 4:44
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A5 みなれぬものたち 3:22
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B1 ぎゃ・ダイナモ・ジェネレータ 17:28
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B2 どんな音でも二度繰り返すと音楽に聞こえる 3:34
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C1 Robotomy Mam 2:24
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C2 離散とグリッドのインベンション 4:17
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C3 風をあつめて 2:39
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C4 猫屋オドレミ 6:36
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C5 7Upとガラパゴスポップ 4:40
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D1 ガムランに憧れて 5:34
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D2 帰ってきたすごいヨッパライ 3:16
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D3 1000万年後の子供たち 6:10
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D4 音の散逸構造 6:00
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#electronica #experimenetal
UPDATED: 2024.02.16